「わかる」から「できる」になるために、何を提供しますか?
講座を構成する第10ステップは、修得するための練習です。
前のステップでデモンストレーションや体験を1度してもらっています。今度は、身につけるためのステップになります。
その講座では、
どのレベルまで「できる」ようになれば
ゴールですか?
レベル1.
何ができるようになりたいのか分からない段階。
できるようになることで、自分にどんな変化があるかも不明。
レベル2.
目標ができ「やってみよう!」と思う段階。
だけどまだ練習不足のため出来ない。自信を失いやすい段階。
レベル3.
練習も進み、できる時とできないときがあり不安定な段階。
集中したり意識したりしているとできるが、気を抜くと失敗。
レベル4.
習慣になり、無意識でもできるようになっているレベル。
習得という意味合いでのゴール。
練習はだいたいがレベル2からのスタートになります。
最初からできなくて当たり前なのですが、
目標が高い受講生ほど自信を失いやすい傾向があります。
しっかりフォローしておきたいところです。
この練習で、何がゴールなのかを提示しておきましょう。
レベル3のゴールを提供する練習なのに、
受講生がレベル4を目指していると、
せっかく上達しているのに達成感が味わえません。
ゴールテープをしっかり提示する。
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練習のゴールは何ですか?
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ゴールに近づくための練習として、
どんなことを提供しましょうか。
講座中に習慣を作ってもらうのは難しいでしょう。
なので、後のステップで、習慣を作るためのチャレンジを提案します。
まずは、この練習でのゴールを
明示することが大切です。
自信を失わないように。
うまくいくから自信がつくということもありますが、
自信があるからうまくいくという要素も大きいです。
やる気と自信を引き出せる講師でありたいですね!