練習をすることでどんな変化がありますか?
講座を構成する第11ステップは、振り返りとフィードバックです。
練習が終わった段階で講師の所感を伝えます。
どうすればうまくいきやすいのか、うまくいかないときに陥りやすいポイントも復習として伝えます。
実際に練習した後だと、実感として受け取ってもらいやすいです。
また、講師としてフィードバックするのも大切ですが、
受講生自身がやってみてどうだったかを振り返るのも大切です。
オススメの質問は、
「今やってみて思っていること、感じていること、気づいたことは何ですか?」
「これをやってみる前の私と、今の私はどんな違いがありますか?」
他の人の答えにも新しい視点や気づきがあるので、
ぜひ伝え合ってもらいましょう。
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振り返ることで何を見つけて欲しいですか?
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やってみるからこそ気づくことや発見があります。
でも、振り返らないとその気づきや発見は消えてしまいます。
何を得たのかを明確にする時間をぜひ作りましょう。
練習の時間を一括でまとめてとるよりも、
何回かに分けて、都度振り返ってみたり、
コツやポイントをフィードバックしても効果的です。
練習中に、リアルタイムにフィードバックする。
反応を観察する。
習得具合を評価して、軌道修正が必要かどうか判断する。
練習の時間は講師にとって休憩時間ではなく、
講師が沈黙した仕事の時間です。