僕が中学生のころ。
母「そろそろ宿題しなさい」
僕「あーもうやろうと思ってたのに」
僕「あーやる気なくした」
母「つべこべぬかさんと、さっさとやれ(怒)」
僕「うぃ…」
実際のやりとり(笑)
これ、本気なんです。
ほんとに勉強しようと思ってたつもりなんです。
だけど結局やらされ感を持ちながらもしていました。
不思議なものです。先回りされた感じで悔しかったんでしょうね。
自主的にとりかかるのと、やらされ感でとりかかる分かれ目は、声かけの仕方にもあるかと思います。
こんなやりとりがしばらく続いた後、声のかけ方を変えてきました。
母「宿題のお供にシュークリーム買ってきたよ」
僕「ナイスチョイス」
母「始めてからどれくらいで持ってく?」
僕「うーん、30分くらい」
母「飲み物は?」
僕「ココア!」
母「じゃあ、始めるときに教えてね」
僕「うぃ」
僕「…もう始めるわー」
母「あいよ」
自分から始めた感満載でした。後日は飲み物だけになりましたが(笑)
指示命令はときにやる気を削ぎます。
主導権は相手に委ねつつ、ココロを寄せて相手と関わる。
逆に、どう関わってもらうと心地よく自主的に進められるかを考える。
すると自分のココロの中に自分用コーチのようなものを作ることもできます。
自分に指示命令するだけじゃなく、自分の中のコーチをつくってみよう。
「あれしなきゃ、これしなきゃ」じゃなく、自分に質問してみよう。
自分を応援していますか?