新しく提示することはなんですか?
講座構成の第5ステップは、新しい学びを体験し、質問するです。
次の提示方法での問題点は何があるでしょうか。
1.人は同じことが見つかるほど心の距離が近くなるという現象がおきます。なぜならば…。
2.では試してみましょう。2人1組を作って、できるだけたくさんの共通点を見つけてみてください。
3.いかがですか?この法則を有効に使っていきましょう。
学びを提示し、体験し、まとめというオーソドックスな方法です。
提示の順番を変えるとどうなるでしょうか。
1.これから2人1組を作って、お互いの「見えない共通点をたくさん見つける」というゲームをします。(ルール説明)
2.ゲームを体験(体験)
3.このゲームをする前と今でどんな違いを感じますか?(質問)
4.同じところを見つけると、さっきより仲良くなった感じがしませんか?
心理学的に類似性の法則というものがあり、同じことが見つかるほど心の距離が近くなるということがおきます。(学びの提示)
体験し、質問をし、学びを提示するという順番にしてみました。
あなたはどんな違いを感じますか?
人は先に「どうなるか」を提示すると安心感が生まれます。
しかし、同時にワクワク感や「どうなるんだろう?」という好奇心は失われます。
ゲーム性や好奇心をうまく活用していきたいですね。
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何を体験してもらいますか?
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体験の前にルール説明をする必要があります。
百聞は一見に如かず。
ということで、実際にやってみせるというデモンストレーションも有効です。
ワークの難易度、参加者のステージによって説明だけで十分なのか、デモした方がいいのかを使い分けたいところです。