どんな音楽にしますか?
環境のデザイン3つめの視点はBGMです。
音楽には力があります。
感情にすらも影響を与えることもあります。
ただ歌詞が入っている音楽は、
歌詞を読み取る方にエネルギーが割かれることがあります。
集中力を妨げる原因になることもあるので注意しましょう。
香りと比べると、BGMは講座中でも変更が容易です。
講座が始まる前に緊張感を解くもの。
気分を上げていきたいときはアップテンポ。
じっくりと自分と向き合うときはスローテンポ。
など、BGMも意図を持ってデザインしましょう。
休憩時間が始まる、終わることを知らせるものに、
学校ではチャイムというものがありますよね。
同じようなことをBGMを使って場をコントロールもできます。
休憩時間を表すBGMを流しておく。
BGMを消すと、自然と前を向いてくれる方が多いです。
「はーい!始めていくので前向いてくださーい!静かに~!」
よりもスマートですよね(笑)
BGMをデザインしてみよう。
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どんな音楽で場を創り上げますか?
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iPodなど、BGMを持ち運ぶのも容易になりましたね。
カセットデッキを持ち運んだりや、
会場の音響設備に頼る必要もなくなってきました。
ワイヤレスの小型スピーカーもおしゃれなのがあるので、
音質に拘りのある方も、だいぶ欲求が満たされる時代になりました。
BGMは音量にも配慮していきましょう。
これが最適な音量という絶対値はありません。
参加者の雰囲気や、取り組んでいるワーク内容などによって
音量も都度調整が必要です。
音楽の力を味方につけていきましょう。