お母さん向けのしつもん講座をしていたときに、
こんな疑問をもらいました。
「子どもが何度言ってもできない。
同じ所でつまづく。
なんて言ったらいいのでしょう?」
もしかすると、
大人から見れば1つのステップに見えても、
その子どもにしたら大きすぎるのかもしれません。
極端な話し、
テニスのラケットの持ち方をしっかり教えて、
「なんで試合に勝てないのだろう?」
と悩んでいる状態なのかもしれません。
基礎練習が必要なのかもしれません。
応用練習かもしれません。
弱点克服のリカバリー練習が必要なのかもしれません。
1つに見えるステップも、
実は10の小さな階段がついていることもあります。
成長のプロセスをすっとばして、
結果だけを求めてしまうことは、
自分自身に対しても意外とあること。
望む結果が得られないときは、
必要なプロセスが無視されている可能性があります。
足し算を覚えたての状態で
次のステップが連立方程式ではないように、
次はどんなステップがあれば
よりスムーズにゴールに近づけるのかを考える。
次のステップが何なのか。
そのヒントはつまづいたとき。
何につまづいたのか。
それをつまづかないようにどんなチャレンジをしよう?
その次に何につまづくのか。
その対策として何にチャレンジしよう?
その繰り返し。
プロセスを無視して結果を求めない。
無理なく自然なステップをつくろう。
次のステップは何だろう?