まこるんVログ#30 コートヤードバイマリオット新大阪の朝食はエッグベネディクトをヘビロテしました

僕のお仕事の一つに、
講師用の講座進行マニュアルをつくる
というものがあります。

講座をするときのセリフ集ですね。
そのまま読み上げれば講座になるようにするので、
書き言葉ではなく話し言葉でまとめていきます。

元になる講師の講座を
まずは全部文字起こしをして、
その講師にしか話せないことはカットして、
足りない説明は調べて補足して追加。

構成として話の順番を変えた方が分かりやすい時は組み立て直して。
その講師じゃなくても
誰がやっても分かりやすくて成果が得られる講座進行にしてまとめるというものです。

最近は、
元となる1つの講座を複数の講師がやるパターンが増えてきて、それを1人の講師がやるとしたら?とまとめることが多いです。

その場合は難易度が跳ね上がります。

まず口調が違う。
話し方って、講師ごとの世界観やクセが現れるので、
ただ単純にまとめるだけだとダメ。
それぞれの講師が話したことをまず文字起こしして、
頭の中に仮想の講師をつくる。

その人が1人で話すとしたら、
どんな言葉使いで話し、
どんな単語を使い、
どんな構成で話していくだろうか?

いろんな世界観がごちゃごちゃにならないように
統一の世界観になるようにまとめます。

足りない解説を調べて補足するときもそうですが、
その講師が偏った知識で話していないかを調べるためにも、
反証している文献を調べたり、同じようなテーマを別の切り口で解説しているものを調べたりして、
できるだけ偏った発信にならないように調べます。

作ってみたセリフ集を使って、
僕自身がそれを読み上げるカタチだけで講座をやってみて、成果がちゃんと出る講座になっているかをテストする。

それでオッケーだな!と思ったらリリースする流れです。
とても時間のかかる作業ではありますが、
マニュアルをつくるたびに僕自身ができる講座が増えていく。

お得なお仕事です(笑)

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