自分がいくら頑張ろうとしても力が発揮しきれないこと。
それが好きで得意とする人が必ずいる。
その人にお願いしてみよう。
そうすることで、自分が得意とすることに力を注ぐ時間がつくれる。
僕はセミナー講師のための教材づくりをしています。
でも、0から新しいコンテンツをつくることは苦手です。
ただ、誰かがやっているコンテンツを、
他の誰でもできるようにレシピ化することが得意。
むしろ、それしかできません。
デザインもできません。
映像処理もできません。
文字校正もできません。
売れる仕組みを作り出すのもできません。
ウェブマーケティングもできません。
以前の僕は、
それでも自分で全部なんとかしようとしていました。
「なんとか形にしなくちゃ」
「これでいいのかな…」
「あーもう、時間ばっかり過ぎていくよー」
できあがったものは決してクオリティが高くありません。
僕が力を発揮できるのは、
1つの分野の中でも、
ほんの1要素なんです。
今のチームは、
僕が苦手な部分を、
好きで得意とする人たちがいてくれます。
だから得意なことだけに集中し、
エネルギーを注ぐことができます。
格段にクオリティが上がり、
自信をもって世に出すことができます。
苦手なことも含めて全部ひとりですることって、
サッカーをひとりでするようなものだと思います。
手を使ってもボールを後ろにそらさないことが得意な人。
全体をみて支持を出すのが得意な人。
キック力の強い人。
ドリブルがうまい人。
パスが絶妙な人。
選手への気遣いが最高の人。
さまざまな強みを持っている人でチームを組んで、
初めてゲームを楽しむことができるんだと思います。
自分の苦手を克服するという美徳もあると思いますが、
それを得意とする人と協力し合っていく道もあります。
自分ではない人でもできることを自分がするのはもったいない。
まずは、それを探してみよう。
好きで得意とする人たちにお願いしたいことは何だろう?