ただし、
普段のコミュニケーションの中で活用しようとすると
「質問アレルギー」の患者を増やしかねないので取扱注意の質問。
しかし、講座やセッション、教材などではパワフルに働きます。
何か教えたいことがあったとします。
例えば、
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普段から「時間がない時間がない…」と思っている人がいるとします。
時間は24時間全ての人に平等に与えられている。
大切なのはそれをどう使うか。
スキマ時間を有効に使うために、小さな時間をどう使うかを考えることも重要だが、
人生において重要でかつ時間が必要なものは、予め自分自身にアポをとっておくこと。
そのための時間の枠は自分でつくりださなければ、使える時間が生まれない。
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こんなことを教えたいとします。
端的にアドバイスするなら、
「無意識的に無駄に使っている時間を把握し、不必要なことであればやめたり短くしよう」
学びのある質問をつくるときのコツは、
これらをまったく教えることなく問いかけだけをつくります。
教えたいこと・アドバイスしたいことを伝えたい気持ちはグッと抑えて、
相手はすでにそれらを知っていることを前提につくります。
「時間を生み出すために何ができるだろう?」
「時間を生み出すのがうまい人の共通点は何だと思いますか?」
などといった質問です。
教えたりアドバイスしなくても、質問されたり答えを考えるだけで、
「時間は生み出すものなんだ」
ということが伝わります。そのために必要なことも自分の中から探しだされます。
相手が、「学びたい」モード、「教えてほしい」モードのときには有効に働きます。
逆に通常のコミュニケーションの中で使うと、
「うわ!また質問なの?」
質問アレルギー患者を生みだしかねません。
講座や授業、セッションなどで有効に活用しましょう。
そして、
相手が質問を必要としていないときは、質問をしない選択肢を持つことも重要です。
「今日の学びを1つの質問に集約するとしたら、どんな質問になるだろう?」
学びのある質問をつくるトレーニングになるので、
ぜひ一日を振り返って質問をつくってみましょう。
今日の学びは何ですか?