【AIニュース 7/28】Siriの中身がGeminiになる — 今日の注目9選

こんにちは、まこっちです。今日は7月28日、火曜日ですね。

今日はですね、iPhoneのSiriの話があって。9月からSiriの中身がGeminiになるんですよ。AppleがGoogleに年間1,450億円払う契約を結んで、iPhoneを持っている人全員が影響を受ける変化です。今日のニュースの中では一番身近で大きい話なので、後ほどちゃんと深掘りします。

今日のAIニュースは9本。講師・コンテンツ制作者目線で深掘りしていきます。

1. Claude Cowork モバイル/Webに拡張 — スマホで続きを確認して、Macが閉まっていてもAIが動き続ける

📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://claude.com/blog/cowork-web-mobile
  • ClaudeのCowork、AIエージェントが複数ステップのタスクを自律的にこなしてくれる機能なんですが、これがスマホとWebブラウザでも使えるようになりました。これまではMacやWindowsのデスクトップアプリだけだったんですけど、iOSとAndroid、それとclaude.aiのブラウザ版でも使えます。何がうれしいかというと、例えばMacで「この資料をまとめて」という指示を出して外出先でスマホで「できた?」って確認できる。しかもパソコンが閉まっていてもAIはAnthropicのサーバー上で動き続けてくれるんですよね。今はMaxプランが先行で、他のプランは順次展開予定です。

    講師視点コメント: Coworkを使いこなせると、「外出中にもコンテンツが進んでいる」という感覚が持てるようになります。僕の場合で言うと、朝に「今日の講座で使う資料のアウトラインを作って」と指示を出して外に出て、戻ったら下書きができている、というのが理想の使い方です。Maxプランを使っている方は今すぐスマホに入れてみるといいんじゃないかなと思います。デスクトップとスマホで同じプロジェクトを見られるようになると、動き方がけっこう変わりますよ。

    2. Anthropic Claude Code + Cowork がFedRAMP High認定 — 米政府の行政・立法・司法全3部門にAIコーディング環境が展開

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://claude.com/blog/bringing-claude-code-and-claude-cowork-to-government
  • AnthropicがClaude CodeとClaude Coworkを、アメリカ政府の機密度の高い情報を扱える環境、FedRAMP High、これはクラウドセキュリティの認定レベルの中で最も厳しい基準なんですけど、その認定を取って政府向けに提供できるようになりました。対象は行政・立法・司法の全3部門、つまりアメリカ政府の全組織です。AIコーディングツールとAIエージェントが、機密文書を扱う政府業務でも使えるようになったということですね。部門単位の管理画面、支出上限設定、監査ログも入っていて、組織のMDM(端末管理)経由でインストールできる設計になっています。

    講師視点コメント: 「政府がAIを使い始めた」というニュースは、AIが仕事の中心に入ってくるスピードを測るバロメーターとして読むといいんですよね。今のお客さんが公務員や行政系の組織の方であれば、「こういう環境も使えるんですよ」という話を次のセッションで紹介してみてください。直接使うかどうかより、AIが公式な業務環境に入ってきた事実を共有するだけで、受講生の解像度が上がると思います。

    3. Claude Science β公開 — ゲノム・タンパク質・化学など60以上の科学データベースにAIエージェントで直接アクセス

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://www.anthropic.com/news/claude-science-ai-workbench
  • Anthropicが研究者向けの新しいワークベンチ、Claude Scienceをベータ公開しました。何ができるかというと、ゲノム・タンパク質解析・化学構造といった科学の専門分野の、60以上のデータベースに普通の会話で質問できるんですよ。例えば「このタンパク質の3D構造を見せて」とか「このゲノムデータのシングルセル解析をして」みたいな依頼を出すと、AIが専門のサブエージェントに振り分けて処理してくれる。成果物は再現性のある形で出力されるので、学術論文にも使えます。Claude Proプラン以上なら追加料金なしで使えるというのも大きいですね。

    講師視点コメント: 直接使う方は少ないかもしれないんですけど、このニュースで僕が気になるのは「AIが複数のデータベースを自分で調べて結果を統合してくれる」という動き方です。これは科学に限った話じゃなくて、例えば講座の教材リサーチにも同じ仕組みが応用できる。Claude ProやMaxを使っている方は、Claude Scienceを1回開いてみてどういう問いかけができるか試してみるといいんじゃないかなと思います。自分のフィールドでも同じ問い方が使えるかどうか、試してみると発見があるはずです。

    4. Apple iOS 27でGemini搭載Siriが9月出荷へ — GoogleとのAI年間10億ドル契約、Siriの中身が一新

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://www.cnbc.com/2026/01/12/apple-google-ai-siri-gemini.html
  • iPhoneのSiriがですね、9月に大幅に変わります。AppleがGoogleと年間10億ドル、日本円で約1,450億円の契約を結んで、SiriのAI部分をGoogleのGeminiモデルで動かすようになるんですよ。今まで「Siriってあんまり賢くないよね」って思っていた方も多いんじゃないかなと思うんですけど、バックエンドが1.2兆パラメータのGeminiになると、普通の会話でかなり印象が変わるはずです。プライバシーについてはApple独自のPrivate Cloud Computeという仕組みで処理されて、GoogleにはデータがいかないとAppleは説明しています。iOS 27として9月のAppleイベントで正式に発表される見込みです。

    講師視点コメント: iPhoneを持っている方の場合、9月以降に「Siriに話しかけてみてください」と受講生に言える場面が増えてきます。今まではSiriをオススメしにくかったんですが、Geminiが入ってくれば話が変わる。9月のAppleイベントを一緒に見るライブ配信や、「新しいSiriで何ができるか試してみた」という動画を撮るのはちょうどいいコンテンツネタになりそうです。事前に「SiriがGeminiになる」という予告をSNSでしておくと、フォロワーの興味が高まるんじゃないかなと思います。

    5. Microsoft 365 CopilotにClaude Sonnet 5が搭載 — 複数のAIをCopilot内で切り替えて使える時代に

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-copilot/blog/copilot-studio/anthropic-joins-the-multi-model-lineup-in-microsoft-copilot-studio/
  • Microsoft 365のCopilot、つまりWordやExcelやTeamsに入っているAIアシスタントなんですけど、そこにAnthropicのClaude Sonnet 5が選べるようになりました。今までCopilotはOpenAIのGPTだけだったんですが、これからはGPTとClaudeを切り替えて使えます。MicrosoftはClaudeを「長い文書を読み込ませたいときや、複雑な分析・構造的なコンテンツ作成に向いている」と位置づけていますね。CoworkというMicrosoftのAIエージェント機能とPowerPointでもClaude Sonnet 5が使えるようになっています。GPTを使っていても、用途によってClaudeの方が向いている場面があるので、今月から選べるのは実践的にありがたい変化です。

    講師視点コメント: 受講生がWordやExcelで仕事をしている方が多い場合、「Copilotの中でClaudeを選ぶ」という選択肢があることを紹介してみてください。「ChatGPTかClaudeかを選ぶ」というフレームから、「使い慣れたOfficeの中でAIを切り替える」というフレームに変わっていきます。次のセッションで「皆さんのパソコンのCopilotの設定を見てみましょう」とやるだけで、一気に具体的になりますよ。

    6. MCP 2026-07-28 仕様が本日正式公開 — ステートレス化・MCP Apps・Tasks拡張・SDK β4言語同時リリース

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://blog.modelcontextprotocol.io/posts/2026-07-28-release-candidate/
  • AIとツールをつなぐ共通の規格、MCPのですね、正式な最新バージョンが今日公開されました。一番大きな変化は、プロトコルが「ステートレス」になったことなんですよ。ステートレスって難しそうな言葉なんですが、要は「前回の会話を覚えておく仕組みが不要になった」ということで、同じサーバーに毎回つなぎっぱなしにしなくていい、つまり大量のリクエストをいくつかのサーバーに分散して処理できるようになります。あとMCP Apps、これはAIツールがWebページのような見た目のUIを表示できる新機能で、Tasks拡張機能も正式に仕様に入りました。Python・TypeScript・Go・C#の4言語のSDKのベータ版も今日から使えます。

    講師視点コメント: MCPを使ったことのない方には少し難しい話に聞こえるかもしれないんですけど、これが整備されるほどClaude CodeやCopilotがいろんなツールと連携しやすくなります。自分でコードを書く方は、今日のSDKβを試してみる価値があります。講座の受講生向けにMCP連携を説明する機会があるなら、「今日から仕様が固まって、つなぎやすくなった」と一言加えるだけで伝わり方が変わるんじゃないかなと思います。

    7. Nvidia × OpenAI × SoftBank — 2,500億ドル保証でOhio 10GWデータセンター計画が前進

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://www.tomshardware.com/tech-industry/data-centers/nvidia-weighs-250-billion-guarantee-so-openai-can-lease-softbanks-10-gigawatt-ohio-campus
  • OpenAIが自前のデータセンターを持とうとしていて、その話がすごい規模なんですよ。SoftBankがオハイオ州に建設中の10ギガワット超の施設、ここはかつてウラン濃縮工場だった土地なんですけど、そこをOpenAIが借りようとしている。問題はOpenAIがまだ黒字化していないので、借りるための信用力が足りない。そこでNvidiaが2,500億ドル、日本円で約37兆円規模の保証を引き受けることを検討しているというWall Street Journalの報道が出ました。しかもNvidiaはOpenAIに売るチップの分の資金3,500億ドル規模も別途融資を検討している。AIのインフラ投資のスケールが想像を超えていますよね。

    講師視点コメント: 「37兆円の保証」って数字が出てきても正直ピンとこないんですが、このニュースで押さえておきたいのは「OpenAIがMicrosoft・Amazon・Oracleから独立しようとしている」という動きです。今はこれらのクラウドサービスを借りて動いているOpenAIが、自前のインフラを持つと、サービスの方向性をより自由に決められるようになります。今後2〜3年でChatGPTやAPIの使い方・価格がどう変わるかを見極めるうえで、このインフラの動きは頭に入れておきたいです。

    8. Kimi K3(2.8兆パラメータ)世界最大のオープンウェイトAIが昨日実際に公開された — 1.4TBという現実

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://platform.kimi.ai/docs/guide/kimi-k3-quickstart
  • 昨日、Kimi K3という中国の企業Moonshot AIが開発した2.8兆パラメータのAIモデルが、Hugging Faceで公開されました。2.8兆パラメータって言われても実感ないんですけど、これは現在公開されているオープンウェイトのAIの中で世界最大のサイズなんですよ。コーディングや長文処理に強くて、画像も理解できる。コンテキストウィンドウは100万トークン対応。ライセンスはModified MITで商用利用もできます。ただ実際にダウンロードして動かすには1.4テラバイトの高速メモリが必要で、これ家のパソコンでは普通動かせないですよね。クラウドのAPIか、企業の専用機でないと現実的じゃないというのが正直なところです。

    講師視点コメント: 「世界最大のオープンモデル」という響きはインパクトがあるんですけど、1.4TBが必要という現実は、「これ誰が使えるの?」という話です。ただ、こういうモデルが出るたびにクラウドのAPIが安くなる傾向があるので、半年後には普通に使えるようになっている可能性はあります。今日の段階でやってみるとすれば、kimi.aiのAPIを申し込んでおいて、自分の使い方と合うかどうかを小さく試してみるといいんじゃないかなと思います。

    9. DeepSeek V4 正式安定版に移行完了 — ピーク時間帯はAPI料金が2倍になる新課金が始動

    📺 画面表示用

  • 公式/主要ソース: https://api-docs.deepseek.com/news/news260424/
  • 中国発のAIモデル、DeepSeekのV4が正式な安定版として移行が完了しました。4月のプレビュー版から安定版になったということで、V4 Proは1.6兆パラメータ全体のうち実際に動かすのは490億パラメータ、V4 Flashは284億パラメータで13億パラメータが動く設計です。で、あわせてAPIの課金体系も変わって、ピーク時間帯、これは北京時間の午前9時から12時と午後2時から6時の間なんですけど、その時間帯はAPI料金が通常の2倍になります。日本からだとだいたい午前10時から午後1時と午後3時から7時頃ですね。安く使いたいなら深夜か早朝が狙い目になりそうです。

    講師視点コメント: DeepSeekのAPIを使って自動化の処理をしている方は、今すぐバッチ処理のスケジュールを見直してみてください。日本時間の午後10時以降か午前9時より前に集中させるだけで、コストが半分になります。自動化を組んでいない方でも、「同じ性能で使う時間によって料金が変わる」という仕組みは今後他のモデルにも広がっていくと思うので、知っておくといいと思います。

    今日の一番 — 現場に入れる1アクション

    今日の9本から選ぶなら、4. Apple iOS 27でGemini搭載Siriが9月出荷へ

    理由は「iPhoneを持っているほぼ全員に関係する変化」だから。

    9月に向けてやっておけることがあります。まず一つ、今のSiriに話しかけて今の状態を記録しておく。「こんにちは、スケジュールを教えて」「近くのカフェを探して」みたいな日常的な問いかけをしてみて、返ってくる答えをスクリーンレコーダーで記録しておく。そのまま9月以降に同じことをやって比較する動画を作ると、変化が一番わかりやすく伝わります。受講生に「AIがどう変わるか一緒に試してみましょう」と声をかけるだけでコミュニティの話題になりますよ。スマホのAIがどれだけ変わるかを自分の目で確認する体験を、9月の目標にしてみてください。

    今日は9本、お届けしました。Siriの変化、Coworkのスマホ対応、MCPの正式仕様と、わりと「今日から変わること」が多い一日でしたね。

    コメントで「どのニュースが気になりましたか?」と聞かせてもらえると嬉しいです。チャンネル登録もしてもらえると、明日以降もまたお届けします。今日も一日、いい学びを。


    この記事はAI音声コンテンツをもとに構成しています。

    メールマガジン

    1日1問毎朝届く講師力に効く質問力